90年台のダンス&ボーカルユニットの先駆け「ZOO」の元メンバーが、「Runningman Tokyo」を結成
株式会社JTBコミュニケーションズが、新しいダンス&ボーカルユニット「Runningman Tokyo」の活動がスタートしたことを発表しました。
メンバーに「ZOO」の元パフォーマーを迎え、サウンドプロデューサーに中西圭三が選ばれるなど90年台ダンスミュージックの黄金の体制。
旅行会社のJTBが仕掛けるユニットですから、テレビCMや観光イベントなどで広く楽曲が公開される予定のようです。
■和製ヒップホップを作ってきた人たちが再集結
代表曲は「Choo Choo TRAIN」。90年台、日本のヒップホップを牽引してきたのが、「ZOO」です。
在籍メンバーが、後に「TRF」(北村 夕起)「EXILE」(五十嵐広行)といったグループを拡張していったことからも分かる通り、米国で流行していたヒップホップを日本に取り入れ、和製のスタイルを完成させていった元祖とも言えるユニットといえるでしょう。
アーティストの仕掛け方としても、自社で利用する曲のためにグループを作ってしまうという形態なので、これからの「音楽の売り方」としても注目です。
CDやDVDなどのメディアを売るのではなく、イベントやライブ活動で動員する劇場型の収益プランになるのでしょうか?