今週のヤンマガ(2017年12号)▶いつもよりエロ要素が強めの２作品＋『喧嘩稼業』ではサブサブキャラだったアノ男が主役に！
2017年2月20日（月）発売の週刊ヤングマガジン・電子版のレビューです。今週号では青年誌らしくエロ要素強めの展開▶『ハレ婚。』『匿名の彼女たち』のほか、『喧嘩稼業』では意外な人物が主役として登場しました！
微ネタバレなので、本誌で内容を確認したい方／コミックでまとめて読む派の方は、ここから先のスクロールをご注意ください〜 m(_ _)m
裏社会の百田尚樹こと、ヨシフ・ブラトフの巻『喧嘩稼業』
前々回で、陰陽トーナメント第３試合「入江文学 vs 櫻井裕章」の決着がついた『喧嘩稼業』。今週は、なんと櫻井のセコンドを務めていたヨシフが中心の巻です。
櫻井選手のセコンドとして、試合中も日常生活でも櫻井ラブだったヨシフ氏。櫻井は睾丸がアレで病院に担ぎ込まれ、たった一人残されてしまいましたが、頑張っています。
ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、今週号の１話だけで完結するお話なので、『喧嘩商売 → 喧嘩稼業』と続けて読んできたファンだけでなく、楽しめる回です。
また、試合回とは違って、セリフによる細かい状況説明および、これからの展開を予測させる内容も詰め込まれているので、立ち読みでサラサラと読むぐらいでは理解できないと思います。
前試合で負傷した入江文学の状況も解説されるので、今後のトーナメント展開を妄想するためにも必読の回でした。
追記：ラストのコマについて。絵でも分かると思いますが、ヴァルチャーとは「ハゲタカ」のことです（^^）。
エロ要素強めな『ハレ婚。』／ご当地風俗で遊ぶ『匿名の彼女たち』
今週号では、久々に主人公・前園小春さんの「脳内に在籍中の複数キャラ」によるディベートが開催。 
終盤の「エロ盛り上がり」の見開きカットは、男子諸君なら永久保存版。次号も読まずにいられない内容です。
少し前までは、女子高校生の切ない純愛を描いていた本作ですが、先週ぐらいから新しい展開に入り、主人公・小春さんのあられもない姿は見たい反面で、ピュアなキャラを演じきって欲しいような‥‥。
結婚の経験がある方ならお分かりだと思いますが、なかなか新鮮な関係って続かないですからね。
ゆずさんみたいにカンタンに応じるセックスになったら、その方が飽きてしまう。
もう少し小春さんには、天然キャラでいて欲しいです。
また、青年誌らしい漫画といえば、不定期で掲載されている『匿名の彼女たち』。これまでは、出張ごとに地方の風俗店を転々としてきた主人公・山下貴大ですが、今回は「池袋の早朝ヘルス」。
パイパン巨乳の女性が相手をしてくれますが、風俗嬢を紹介する写真と実物のイメージが違う、いわゆる「パネルマジック」のリアルな様子を細かく描いています。
また、ウーパールーパーの生態を写実的に描く『よしふみとからあげ』では、♀メキシコサラマンダーのゴージャスなセクシーショットも！
２０１７年３月６日には単行本の５巻が発売予定なので、こちらも併せて楽しみです。
『カイジ ワン・ポーカー編』は、これまでのストーリーをまとめる内容に
今週号では、巻頭カラーに『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』が掲載。
わたしは、過去のカイジ・シリーズはコミックスで読んでいましたが、このポーカー編は途中から読んでいたので、いまひとつノレませんでした。
でも、今週号では、これまでの話を集約する内容で――、
次週からいよいよクライマックスの頂点に差し掛かりますよ
――という、まとめ回でもありました。
アニメなどでカイジ・シリーズは好きだけど、ワン・ポーカー編は乗り遅れてしまった。という方がいたら、今週号からチェックしてみるのをオススメします。
そして、来週号（2017年13号）では、巻頭グラビアが大澤玲美さんのほか、巻頭カラーは村田ひろゆき先生の『ネオンさん』とのこと。
また、歌舞伎町のスカウトがシノギを削る『新宿スワン』の読み切り掲載もあるようなので、見逃せませんっ！
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