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海と陸のプレートが65メートルも動いたことが大津波の原因に。海洋研究開発機構などによる研究成果が英国の科学ジャーナルに掲載

読売新聞の報道によると、東日本大震災で、海底断層が最大約65メートル動いたことを国内の研究チームがまとめた結果を、イギリスのネイチャー・コミュニケーションズに2017年1月11日論文掲載されたとのことです。

 

 日本人として本当は当事者なのだけど、「過去の出来事」になってしまった東日本大震災

2011年3月11日に起きた東日本大震災から今年で 6年が経ちます。昨年も3月にはテレビなどで特番が組まれていたようですが、東北地方に知り合いのいない私は、この読売新聞の記事を読むまで、今年で何年経つのかすぐに思い出せませんでした。

同様に、震災には放射能汚染マップや地震対策のホームページを閲覧していましたが、昨年はそのようなサイトにアクセスした覚えがありません。災害復興や放射能汚染に関しても意識が向かなくなっています。

中には、地震研究など予算の無駄と言い切る方も(ロバート・ゲラー教授、武田邦彦教授)おられますが、今の技術では「予知できない」からと言って、ゼロにしてしまうのは問題だと考えられます。

反対派の方々は、研究がお金を引っ張ってくるだけの作業になっているので、その分の予算を地震後の対策に当てるべきだというスタンスなのですが、YouTubeなどで公開されている動画を見ると、とくかく東大やメディアの悪口に終始しているように見えます。

 

世の中には色んな研究があるんだなぁ。と改めて実感

「ネイチャー」と言えば、関連サービスの「Nature.com SCIENTIFIC REPORTS」でSTAP細胞の存在を裏付ける論文が掲載されたとか、されないとかで昨年の春頃にも話題になりました。

専門分野が細分化されているので、門外漢の者にとってはとっつきにくい印象がありますが、「ダイエット後に体重が増える仕組み」といった面白い論文も提供されており、専門家でなくとも、興味をひく記事が掲載されています。

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