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今週のヤンマガ(2017年11号)▶漫画志望者なら読んでおきたいインタビューから、サッカー選手が賭博の世界に入った理由。ブラック企業の社員をトリコにする班長の魅力など!

マンガレビュー

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【日本の記念日に異を唱えるアホロートル(♀)】

 

2017年2月13日(2017年11号)発売の週刊ヤングマガジン・電子版のレビューです。今週号では、サッカー賭博を舞台にした『ビッチディーラー』主人公・新堂龍司が世界に入った理由が判明。漫画家志望の方には必読のインタビューが掲載されるなど、盛り沢山の内容でした。

 

微ネタバレなので、本誌で内容を確認したい方/コミックでまとめて読む派の方は、ここから先のスクロールをご注意ください〜 m(_ _)m

 

 

黒服をもトリコにする「班長」の手腕から、異色のサッカー漫画の主人公の動機まで、読み応えは十分

今週号のヤングマガジン・電子版は女性クラビア無しでした。また、休載が7本と少し多めで、全体的にボリュームダウン。しかし、各連載でのストーリー展開は激しく、毎週読んでいる人にとっては、見逃せない内容です。

 

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巻頭カラーは、グルメ漫画『侠飯(おとこめし)』の男三人が並んで、食事の前の挨拶。今週号では、これまで任侠の男・柳刃に圧倒され続けてきた主人公・良太が、少しリラックスして、旨い料理を前に新しい一面を見せています。

 

毎週紹介されるグルメレシピも楽しみですが、先週は警官が二度目の登場をしていますし、今後のストーリー展開にも期待です。

 

また、『侠飯』では単行本の第一巻発売を記念して、ハッシュタグ「#侠飯チャレンジ」をつけ、これまで登場してきた侠飯メニューの写真を投稿するキャンペーンもスタートしています。

 

ほかにも『ザ・ファブル』では、プロのアサシン「鈴木(仮名)」が本領を発揮。『一日外出録ハンチョウ』は、黒服さえも油断してしまう大槻班長のマジックが登場しています。

 

さらに、蹴球賭博漫画『ビッチディーラー』では、なぜ賭けサッカーに参加するのか? 主人公の動機が明確になりました。

 

乱歩の世界を新しく解釈する『小林少年と不逞の怪人』が読み切り掲載。そして夏には連載スタートの予告も!

前回は、江戸川乱歩の短編「D坂の殺人事件」を、耽美な描写でリブートさせた『小林少年と不逞の怪人』が、今週号では「D坂〜」の実質的な続編「心理試験」を読み切り(69ページ)で発表しています。

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漫画らしい登場人物の整理も丁寧で、コマ割にもメリハリがあって非常に読みやすい作品でした。漫画単独で読んでも良いですが、より大正時代の雰囲気を味わうなら、先に乱歩の原作を読むのがオススメです。

 

青空文庫▶ 図書カード:心理試験

 

江戸川乱歩の作品に対しては、「怪人二十面相」など、ポプラ社から出版されている少年探偵シリーズを子どもの頃に読んで知った人も多いと思います。

 

([え]2-1)怪人二十面相 江戸川乱歩・少年探偵1 (ポプラ文庫クラシック)

([え]2-1)怪人二十面相 江戸川乱歩・少年探偵1 (ポプラ文庫クラシック)

 

 

また「人間椅子」のように、幻想・怪奇小説から入った人。そして、この「D坂〜」のように探偵小説から入った人。わたしの友達は筋肉少女帯の楽曲名から知った。とも言っていました。

 

ジュブナイル小説として執筆された少年探偵シリーズは、大人になってから読み返すと、明智小五郎と怪人二十面相という大人2人が――

 

一人のショタを巡ってイケナイ遊びをしている感じ

 

――が漂ってきます。歴史的にはゲイの方々から支持を得てきたのですが、近年では腐女子にも人気のようですね。

 

また、短編でサラリと読めてしまう「押絵と旅する男」なども、年齢や恋愛経験を重ねるうちに、自分なりの解釈が変わってくる良い作品です。少年探偵シリーズしか読んでいない方は、これを機会にほかの乱歩の作品もどうぞ。

 

青空文庫▶ 作家別作品リスト:江戸川 乱歩

 

なお、上条明峰先生の『小林少年と不逞の怪人』は、今年の夏より連載としてスタートする予定とのことです。

 

 

次週(2017年11号)は、キックと相撲の格闘シーンがスタートか?

今週号では、ほかにも『ザ・ファブル』の南勝久先生が、漫画家志望者に向けて作品のバッググラウンドをネタバレしているインタビュー記事が掲載されています。

キャラクターを核にした物語の構築方法と、一作を仕上げるためのモチベーションに関するお話は、漫画だけでなく小説など、作家を志望する人にとって参考になる熱い内容でした。

 

そして、次週の週刊ヤングマガジン(2017年11号)では、『喧嘩稼業』の陰陽トーナメント第四回戦がスタートする予定のようです。

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前回は、稀代の空手家・上杉均と、中国拳法を取り入れた里見賢治の会話で終わっていましたが、来週号ではその続きと、いよいよトーナメント会場に戻って「キックボクサーVS力士」のゴングが聞けるでしょうか?

 

昭和のころには、プロレスとともに人気の絶頂を迎えるものの、その後は、ほかの立ち技系格闘技に吸収されていったキックボクシングには、少し「時代遅れ」の悲哀を感じます。

そして、神話の時代から現在に至るまで、日本武芸の中心として存在してきた相撲。この2つの武術が、どのようにぶつかり合うのか見ものです。

 

また、前話にて主人公が「死んだふり」で終わっていた『ORIGIN(オリジン)』 

 

さらに、ご当地風俗を堪能する『匿名の彼女たち』も掲載予定。楽しみですね。

 

 

↓先週の「ヤングマガジン読みどころ」↓