【微ネタバレ】ついに映画版のアノ謎が解ける! ファーゴシーズン1【海外ドラマ】
海外ドラマ『ファーゴ(FARGO)』のシーズン1と2が、スターチャンネルほかオンラインの動画配信サービスで放映されています。本作のシーズン1では、1996年に公開されたコーエン兄弟による映画版『FARGO』で謎のまま終わっていた アレ の行方がわかります!
ものすごく重要なキーワードではありませんが、ネタバレなので、『ファーゴ』シーズン1を観ていない人は注意をお願いします。m(_ _)m
犯罪者が手に入れた100万ドルの行方は?
映画版『FARGO』では、「デァーッド(Dadd)」「ィヤァー(Yeah)」といった独特の話し方にインパクトがありました。恐らくは米国の田舎+寒い地域の発音で、日本で言えば東北地方の方言のようなニュアンスなのでしょう。
ミネソタ州および、ノースダコタ州が舞台になっており、寒い地域で暮らす人たちの閉鎖的ではあるが、寄り添って生活を送っている温かい人間関係が伝わってきます。日本でも北の方は、人見知りするけど仲良くなるとホントに親切ですよね。
ストーリーは次々に殺人が起きるハードな内容ですが、それに劣らず広大なアメリカ北部らしい風景が秀逸で、話とは関係なく「景色をもう一度観たくなる」映画でした。
そして、いよいよ終盤で犯罪者達がいよいよ手に入れた100万ドルは、大きな皮のカバンに入れられ、雪の中に隠されます。
目撃者からは「気持ち悪い顔の男だった」と何度も言われていた犯罪者の一人、カール(スティーヴ・ブシェミ)が、お金を独り占めするために、自分だけがわかる目印をつけて雪に埋めました。
その後、カールは相棒に殺されてしまい。100万ドルのカバンは見渡すかぎりの雪道で、雪解けを待っている……。というエンディングでした。
ドラマ版では、そのカバンが出てきます
ドラマ『ファーゴ』のシーズン1では、その100万ドル(マイナス8万ドル)が詰まった皮のカバンが出てきます。
そのカバンを手に入れたことで、スーパーマーケットを経営し地元の名士になっているお金持ちが、脅迫状を送られたことからストーリーはさらに展開する……。
ここから先は本格的なネタバレになるので、本記事は中断しますが、それぞれのシーズンの時代背景は――
- ドラマ版シーズン2は、1979年
- 映画版は、1987年
- ドラマ版シーズン1は、2006年
――となっています。
米国の田舎なので、すべてがクルマでの移動。各時代ごとのアメ車が登場するので、クルマ好きな人は楽しめると思います。また、特にシーズン2では、サントラで70年台音楽が使われていました。