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今週のヤンマガ(2017年8号)▶最近は主人公よりも出番が多いウツボさんが暗躍する『ザ・ファブル』。謎のメイド服美少女の今後が気になる『オリジン』と読み応えたっぷりです!

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2017年1月23日(月)発売の週刊ヤングマガジン・電子版のレビューです。今週号では『クダンノゴトシ』『僕たちがやりました』が最終回。そして、『ザ・ファブル』『ORIGIN(オリジン)』が、急展開を魅せています!

 

微ネタバレなので、本誌で内容を確認したい方/コミックでまとめて読む派の方は、ここから先をスクロールしないでくださいm(_ _)m

まるでゴルゴ13的展開! 主人公(ファブル)が登場しないアウトローな回

105話となる今回の話では、悪役の宇津帆 玲(ウツボさん)が表紙から全20ページ出ずっぱりです。甘やかされて育った金持ちの息子を、盗聴と話術でハメていく姿は、下手なアクションシーンよりも恐怖。

 

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先週話では、宇津帆が電話で追い込みをかけている会話を読ませながら、ビジュアルでは主人公(ファブル/佐藤)のほのぼのとした日常を描くという映画的な演出を魅せてくれました。

 

この漫画は、「登場人物の表情」が細やかに描かれていて、なおかつ

 

週刊ヤングマガジンで毎週連載を落とさない!
 

――というのが凄い。(喧嘩○○の作者は見習ってほしいですね)

 

 

新キャラが今後を決めるファクターになる? 早い展開で読ませる『ORIGIN』

新春早々に第一巻で出た、BOICHI 先生の『ORIGIN(オリジン)』

 

先々週から登場してきた中小企業のおじさんが意外な展開を見せました。また、メイド服を着た(着せられた?)美少女もオモテには表さない影の部分を出してきています。

 

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これまでは、都会のビル群やメカの構造をリアルに描いていて、再読するたびに絵の奥行きを感じさせてくれましたが、今回は波の音が聞こえてきそうな「海の描写」が絶妙です。

 

雑誌で読むのも良いかもしれませんが、電子版だと見開きを途切れることなく眺めることができるので、わたしは今後も電子版を購入する予定。今回は12〜13ページに、今後を占うキーパーソン2名が描かれていました。

ORIGIN(1) (ヤングマガジンコミックス)

ORIGIN(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

 

次週は『ロボニートみつお』が最終回! そして『喧嘩稼業』が連載予定

今号のヤングマガジンでは、『彼岸島 48日後…』に、新しい化物が登場したり、イニシャルDのしげの秀一先生が描く女子野球漫画『セーラーエース』にライバルが出てきたりといった展開がありました。

 

次週(2017年1月30日)では、『ロボニートみつお』が最終話になるようです。今年に入ってから出てきた「手取り18万円でランボルギーニを買うために節約している青年」とか面白かったので、残念です。

 

また、来週は『喧嘩稼業』が掲載予定! 年明けの No.6号で主人公・佐藤十兵衛の師匠である入江文学が勝利を収めたところで終わっているので、格闘シーンはないでしょう。

 

喧嘩稼業(7) (ヤングマガジンコミックス)

喧嘩稼業(7) (ヤングマガジンコミックス)

 

 ただし、この漫画はリングの上で闘っている時だけでなく、「次の試合への布石」が読みどころでもあるので楽しみです。

 

先週のヤングマガジン読みどころはこちら↓

 

hotclock.hateblo.jp