昭和の懐かし玩具「地球ゴマ」後継者が育たず終焉？
回転により直立するジャイロ効果を利用した「地球ゴマ」の製造元である株式会社タイガー商会が、同商品の生産中止を示唆しています。
少年週刊ジャンプやマガジンなどの通信販売広告で、トレーニング機器「ブルワーカー」などと並んで掲載されていた「地球ゴマ」は、自転車のスピードが上がると2輪でも安定して走行できるのと同じジャイロ効果を利用した、科学系玩具の一つです。
数年前のインタビューによると、近年では同社に務める3人の職人さんが月産2000台程度を生産していたとのこと。
滑らかに回転する軸や、バランスを取るコマの部分など精密な玩具であることから、機械での大量生産には向かない製品だったようです。
タイガー商会は、名古屋市にある会社。地元の中小企業支援センターが、工場長にインタビューしている記事がありました。
