10代のスマホ依存が顕著に。繰り返し閲覧するコンテンツや広告内容が及ぼす影響も
「i-Filter」Webフィルタリングソフトを開発する、デジタルアーツ株式会社の調査によると、若年層のスマートフォンの利用時間が増えており、女子高校生の1日の平均使用時間は7時間となっていることが分かりました。
■寝る前の閲覧が多い
調査によると、10〜18歳の子どもがスマートフォンを所有する割合は65%。中学生で約6割。高校生になるとほぼ全員(96%)が使っています。高校生に限って言えば、使用時間は男子生徒で4時間程度、女子生徒で7時間という結果がでました。
特に寝る前(0時〜3時)の利用が多いようで、就寝前に明点するディスプレイを見つめる行為が、身体に与える影響も課題となりそうです。
昭和の時代には、深夜ラジオを聞きながら受験勉強をする若者を「ながら族」と名づけたり、その時代ごとに新しいテクノロジーに対する懸念は生まれますが、旧来のメディアと比べて、スピードが速く倫理の基準が緩いインターネットでは、何らか大人がコントロール必要があるのかも知れません。